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※※ 医薬品と関連の深い「漢方薬」のお話 ※※
漢方とは一言でいうと、病気単体を治すことが目的ではなく、もともと
その患者にある免疫力を高めて、体全体を改善しバランスの取れた体に
することで、病気を治療する方法の一つです。西洋医学は病理学的な
立場から詳細な検査の分析を行い、その結果次第で治療法などを確定
させます。従って検査によって、どのような病気でその治療方法は何かを
はっきりさせることができるため、素晴らしい成果や発展を成しています。
また、現在では検査技術の発展で病気の原因となっている部分を
はっきりさせることにより、外科的手術による患部の治療なども飛躍的に
向上し、昔に比べて病気による死亡率も低減し、日々進歩しています。
しかし、病気の詳細な情報で患部の位置によって病名をはっきりさせ、
治療法を決めることができるが、病名を決定することが困難な、新たな
病気などが起きたときには、2〜3の検査で病名が判明しない場合、
病名を探すために次々と新しい検査を受けたり、他の科へ回されたりして
とにかく検査によって病名を探し続けることもあります。その結果、決定
するまでにかなりの日数が必要とされ、患者がいくら痛みや不快感を
訴えても、病名がつかないために、どこも悪くないと診断されることも
あるようです。元になるのがあくまでも「病名」を決定することが前提の為
検査技術や治療法が向上した今日の西洋医学でさえ、新たな病気が
発生した場合の対処はなかなか難しいようです。しかし、西洋医学の
良い面もたくさんあり、例えば、血圧の測定による高低血圧の測定、
血液や尿の検査での情報、心電図による人体撮影など、いろいろの
検査による理化学的情報は、漢方独自の診断よりも確実なものにする
情報源となります。特にその情報をうまく活用した外科的手術においては
直接患部の摘出ができるので、最も効率的かつ正確な治療ができます。
ですので、漢方薬の良い面と現代医学の良い面をうまく併用することで、
治療に対しての相乗効果を得ることができるのです。漢方は冒頭でも
お伝えした通りに、病気に直接触れることではなくその人の持っている
自然治療力を発揮できるようにすることで、総合的な治療を行う方法です
ですから、どちらかと言うと西洋医学のような外科的な治療法よりも、
体の内側から治す内科的な治療法とも言えると思います。特に、患者の
あいまいな自覚症状などを重視して痛みや不快感などの訴えそのものを
病気として考えます。まさにこれが漢方から見た「検査」ですね。
どんな病気にも共通して起こる可能性がある症状が現れたら、それを
診断するための貴重な情報源として治療の資料にします。患者の
自覚症状に、漢方独自の診察・男女別・年齢・食事の好き嫌い・生活習慣
病状の変化する昼夜別や季節の差まで考慮に入れて診断をするのです。
従って、西洋医学のようにどこも悪くないという診断がなされることは
まず、ありえません。患者が何らかの原因で苦しいということ自体が
病魔に侵されている病人と見られるわけです。また、このような体の
総合的な治療に適している漢方は、現代病の原因で最も多いとされて
いる「ストレス」によるものにも大変効果的治療力があります。ストレスの
ような不定愁訴は、はっきりした病名が付けにくく、西洋医学では手こずる
ケースが多い病気です。しかし、明らかな不快症状があることから、
漢方では治療をしやすいもので、効果も上げられています。このように、
西洋医学では診断の付けづらい病気に漢方治療を試してみることが
非常に有効であることが、今日認められるようになりました。
漢方薬の特徴として、その病気に役立つ効果的な生薬をルールに従って
うまく調合して作り上げるので、必ず効果が期待でいます。ですので、
その数種類の生薬を調合して完成させるた、一種の生薬のチームのような
ものです。漢方はチームで力を発揮するのに対して、民間薬は普通、単品
や一種で使われます。民間薬は、その地方とか、その国に昔から言い伝え
られているもので、それは人々の経験から効果があるといわれている
だけで、その経験を整理しておらず体系つけられていないもので、理論も
無いというものです。従って、一つの病名・あるいは一つの症状に対して
どういう草(生薬)が効くかということしか分かっていません。総合的な
治療法ではないということを意味しております。このように漢方は、人体に
とって一番優しく、総合的で、現代治療には一番適している「薬」であり、
それをうまく使った治療なども可能となってきております。
是非、漢方薬をお役立て下さい。
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